

世界的に見ても比較的平和と言われる我が国において、交通事故は「日常のありふれた中に潜む危険」であり、誰もがみな、いつでも、交通事故の加害者や被害者になる可能性を持っています。現代社会は、移動や流通などの交通社会が発達したことによる利便性を享受して生活しています。そして、その利便性を放棄することは誰も望まないでしょう。しかし、その裏で交通事故による死亡者数は減少傾向にあるとは言え、毎年50万件以上の交通事故が、そして毎年60万人超の負傷者が発生しています。そこに、交通社会の中で被害に遭われた方やその家族を社会で支えていかなければならない理由があります。この講座では、医療や福祉の現場で働く専門職の方だけでなく、交通事故被害者の生活支援に当たろうとする全ての方を対象に、社会資源の理解や医学的知識、そして心理的サポートなどの支援に必要となる基礎的な知識を分かり易く、且つ効率的に身に付けるための講座です。
家族と法は、相性が悪いと言われる。夫婦が相互に愛し合い、両親が慈愛に満ちた聡明な育児をすることが理想だとしても、法は、たとえば愛を失った配偶者に愛することを強制できない。しかし民法は、家族間の権利義務を定める。それはどのような内容で、どのような機能を果たすのだろうか。この講義では、それを考えてみたい。150年前に明治維新を迎えた日本は、欧米諸外国との不平等条約を改めるために立法作業をすすめ、120年前に明治民法を立法した。「家」制度を定めていた明治民法が、個人の尊厳と両性の本質的平等を要求した日本国憲法に従って、70年前に大改正されて「家」制度が廃止され、現在の民法になったことは、常識として知られている。しかし現在の日本民法が定める家族法であっても、モデルにしたヨーロッパの民法とは相当に異なっていることは、それほど知られていない。日本家族法の特殊性とその抱える問題性を、比較法的な観点からも検討する。
心の豊かさが強く求められ、多くの人に楽しさ、癒し、感動、幸福感を与える観光・レジャーの社会的・経済的・文化的影響力は年々向上している。この観光・レジャー産業は、ホスピタリティ業界、スポーツ業界、エンターテイメント業界など、領域は幅広く、関連分野は広がっている。本講座では、観光・レジャー産業の主要な業界について、それぞれビジネスマネジメントの特性と経営動向を概観した上で、今後のビジネスイノベーション(革新)のヒントを考察する。ホスピタリティ業界では、旅行業、宿泊業、ブライダル業、航空会社、航空(客室サービス)、外食、テーマパーク・遊園地、スポーツ業界では、ゴルフ場・ゴルフ練習場、テニススクール・テニスクラブ、スキー場、ボウリング場、フィットネスクラブ、ランニング・アウトドア用品、スポーツ用品、エンターテイメント業界では、音楽コンテンツ、映画、テレビとテレビ番組、音楽興行、カラオケボックス・ルーム、ゲームセンター、テレビゲーム・スマホゲームを取りあげる。
宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町からなる愛媛県南予地域は、緑深い山々が連なる四国山地と、美しい島や海岸が広がる宇和海・瀬戸内海を有しており、自然を生かした産業が盛んです。本コースでは5つのテーマを学べます。第1週は「愛育フィッシュ(養殖魚)」、第2週は「真珠」、第3週は「シルク」、第4週は「みかん」、第5週は「ニホンカワウソ」です。
講座内容早稲田大学を中心に35以上の大学,企業,業界団体による全国規模の産学連携ネットワークにより社会人教育プログラム「スマートエスイー」 ( https://smartse.jp/ )を2018年6月からWASEDA NEOにて開講しています。 スマートエスイープログラムでは、IoT(Internet of Things; モノのインターネット),ビッグデータ,人工知能(AI)を駆使してサイバー世界とフィジカル世界を融合させ,多様なニーズに応じて適応的にモノやサービスを提供可能な超スマート社会をリードするイノベーティブ人材を育成するために,15以上の講座を実施しています。 この講座では、アナリティクス・意思決定のための IoT 等ビッグデータの分析およびマネジメントを通じた活用を目指して、ビッグデータの特性とその分析について理解することを目指します。 なお,実際のデバイスやデータを用いた演習,実習,議論については,ぜひ,約半年間,東京・日本橋の社会人学び直し拠点WASEDA NEOにてスクール形式で実施するスマートエスイーの教育プログラムを受講いただき,学びをより深めていただければ幸いです。
外国人に向かって、俳句はわかりますかと訊ねるのは失礼だ、とよく言われます。今では、海外で俳句を読んだり作ったりしている人が少なくないからです。それにしても、もし相手から、いや俳句というのはよくわからない、あれは一体どういうものか、と聞き返されたらどうでしょう。あなたは何と答えますか。5・7・5の17字だとか、季語だとか、切字だとか、すぐに思いつく事柄が、いくつかありますね。しかし、それで俳句の説明がつくでしょうか。たとえば英語やフランス語のハイクでは、それら3つの条件が、どれも欠けていることが珍しくありません。日本人の誰にもごくなじみ深い俳句は、実はとびきり風変わりで面白い詩のジャンルです。現に、俳句はたぶん世界最短の「まじめな」詩で、ことわざやコマーシャル・メッセージにも負けない短さです。ところが、それが実際にどれほど短いかについては、日本人自身でさえ、本当によく実感してはいないようです。「閑さや岩に浸み入る蝉の声」――ほとんど意味不明の片言に近いこのようなテクストが、どのようにして「詩」であり得るのか、なぜ複雑微妙な意味をはらんで、読者に深い感動を与えるのか。芭蕉の数々の名句、現代の高校生の俳句、アメリカのハイクなどをじっくり読み味わいながら、そうした俳句の不思議なしくみと働きを、ご一緒に考えて見ましょう。大手前大学の通信教育課程では、「俳句と川柳」というeラーニング授業を開講しております。興味のある方は大手前大学通信教育課程Webサイトをご覧ください。みなさんの受講をお待ちしています。
ビジネスで成果を上げるために必要とされるマーケティングや戦略立案&実行の基本的な考え方を学んでいきます。本講座は、激変する環境下においてビジネスパーソンが成果を上げ続けるために必要とされる基礎的な思考法と、起こっている事象を的確に捉え、戦略を考える枠組み(フレームワーク)を確認することを目的としています。講座の前半は、ビジネスで必要とされる基本的な考え方を確認した上で、経営戦略及びマーケティング領域において戦略を立案する際に用いる代表的なフレームワークについて学ぶことを狙いとしています。後半では、そうしたフレームワークを有効に使いこなすために必要な思考法である「仮説思考」を学び、実際に新商品の開発実習と題して、自ら考えるプロセスを体験いただきます。最終回では、立案した戦略を実行するフェーズにおいて押さえておくべき重要なポイントを確認していきます。フレームワークや思考法は、「知識として知っている」だけでは、ビジネスにおいて成果を出すというレベルには行き着かず、使いこなせるまで繰り返し、トレーニングしていくことが必要です。しかし、まずはそのような考え方があるということ、また自分が何を知っていて何を知らないのか、ということを知らないと計画的に能力開発をする必要性や開発をしていくスタートに立つことすらできません。この講座でまずは、成果を出すビジネスパーソンが知っておくべき思考法やビジネスフレームワークに触れ、学び、今後自分に必要な能力をさらに明確にしていく一助としていただきたいと思います。
超高齢化社会を迎えている日本では、昨今、健康寿命の延伸の重要性が強調されていますが、運動や食事を含む生活習慣を変えることにより、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームなどの疾患を予防・改善し、健康寿命を延ばせることが明らかになっています。そこで本講座では、健康寿命の延伸において重要な鍵を握っている運動と栄養摂取について、科学的なエビデンスに基づいた基礎知識と実践方法の講義を行います。具体的には、受講生が講座で紹介する運動プログラムや栄養摂取を実践することで、自らの健康状態の改善を実感することが可能な、「理論と実践」を兼ね備えた講座を提供します。
この講義のテーマは「ランニングのスポーツ健康科学」。最近は東京マラソンなどが非常に大人気で、マラソンブームが到来している。また、陸上短距離界では、ウサイン・ボルト選手が驚異的な記録を出し世界的にも非常に注目されている。本講義では、日常的に行っているランニングという動作・運動を、最新のスポーツ科学・健康科学の観点から迫り、同時にスポーツや健康を科学することの魅力を伝えていく。コースの前半は運動科学の視点、後半ではバイオメカニクスの視点からランニングのスポーツ健康科学に迫る。前半のテーマは「ランニングの運動科学」。ランニング動作中に私たちの身体の中でどのようなエネルギー代謝が行われているのかについてわかりやすく解説し、健康増進や競技力向上を目的としたランニング動作・運動を科学していく。後半のテーマは「ランニングのバイオメカニクス」。力学・解剖学・生理学などの融合領域であるバイオメカニクスの観点から、ランニングを行う際に身体にどの様な作用があるのか、筋や骨格系がどの様な振舞いをするのかということについて、力学的観点から解説する。
人間の体はよくできたプラモデルのようです。例えば手首はぐりんぐりんと自由に動かすことができます。しかしそのための仕組みは案外単純で、それなのに無駄がなくスムーズに動かすことができます。車のエンジンの仕組みなども簡単にでも知っていると、ガス欠が何なのかはすぐ理解できますよね。体も同じで関節炎や椎間板ヘルニアなど難しそうな病気やケガは山のようにありますが、体のしくみがわかれば怖がることもないない。これは体のしくみを3次元グラフィックス(立体的漫画)を使って、しかもそれを動かすことによって、だれにでも理解ができる楽しい講座です。思う存分、体の不思議をご堪能あれ!人間を作った?神様のすごさがきっとわかります。
本講座は、数多くの有名監督、アクター、作家を生んだ日芸がおくる動画制作入門講座です。現在の動画をとりまく環境を踏まえつつ、ドラマ、ドキュメンタリー、アニメーション、メディアアートなど、映画・映像作品の特性・表現手法を理解することにより、受講者の皆さんに動画制作のための実践的なヒントをオンデマンドで学んでいただくものです。
中国古典には、政治の基本や社会のあり方、為政者のあるべき姿など長い年月で培われてきた先人たちの英知や人間として生きる知恵が数多く収められています。本講座では、数ある中国古典の中から、最も基本的な「論語」と「韓非子」を中心に取り上げ、幅広くリーダー論を論じている中国古典の原典の講読と解説を通して指導者の条件について考察します。「論語」は儒教の始祖である孔子と彼の高弟たちの語録であり、中国古典の代表的な書物です。「論語」の特徴とはヒューマニズム(人道主義)の上に立っての「徳治」にありますが、論語の求める「徳治」とは何かについて、その時代的背景と共に孔子の考えていた思想から学び取ります。一方で、「論語」に対極する古典として、人間の本性は悪であるという性悪説の上に立って「法」と「術」による統治の必要性を唱えた「韓非子」を取り上げ、性悪説の時代的背景への理解と共に、「法」と「術」による統治の考え方と思想を学習します。講義では、このような「論語」、「韓非子」の二冊の対象的な古典を代表的なリーダー論の両極端の例として取り上げるとともに、様々な中国古典を通じて、現代におけるリーダーの条件について多様な角度から探求を進め、あるべき指導者像を描きます。講義は第1章~7章の7つのユニットに分けられており、それらを4週で受講していただきます。第1週には第1章を、第2週以降ではそれぞれ2章分ずつ学習を進めて行きます。各章はそれぞれ1節~3節の3つの講義ビデオから構成されています。また、受講される皆さんの学習成果を確認する目的で1章~7章の章ごとに確認テストを設けており、全7章終了後にはレポートに取り組んでいただきます。
講座内容東日本大震災の経験と教訓を踏まえ,また多発する国内外での自然災害の発生を受けて,自然災害対策・災害対応策や市民・社会の自然災害への処し方そのものを見直す必要がある。社会での変貌の中,災害や影響自体も変化しており,様々な災害の被害軽減に向けて社会の具体的な問題解決を指向する実践的防災学の礎を築くことが重要である。 その基礎となる災害科学は,事前対策,災害の発生,被害の波及,緊急対応,復旧・復興,将来への備えを一連の災害サイクルととらえ,それぞれのプロセスにおける事象を解明し,その教訓を一般化・統合化することである。 本講座では,東日本大震災における調査研究,復興事業への取り組みから得られる知見や,世界をフィールドとした災害科学研究の成果を社会に組み込み,複雑化する災害サイクルに対して人間・社会が賢く対応し,苦難を乗り越え,教訓を活かしていく社会システムを構築するための試行を紹介する。 講座は4つの構成で形成されており,各専門の教員が最新の知見や様々な知識・情報を提供する。第1週では,事前の取り組みの紹介も入れた被害実態と今後の教訓を概説し,第2週では,人間・社会科学的な側面を入れた被災地での復旧と復興を紹介する。第3週で,自然科学と防災への役割に視点を置きながら地震・津波のメカニズムと過去の履歴さらに将来予測についての研究事例を紹介する。最後に,仙台市で開催した2015年国連防災世界会議での議論と仙台防災枠組の取り組み,防災啓発・防災教育の現状,記録・伝承にいどむ取り組み,被災地での避難訓練事例などを紹介して実践的防災学の事例と将来を議論する。 なお,本講座は,「東北大学サイエンスシリーズ」の第2弾です。講座内容は,2018年1月に開講した第1回と同じ内容となり,課題内容の一部を変更しております。
本講座では、アンコール・ワットを軸に据えてその歴史、文化、宗教、社会、そして現代に至るまでの人々の営みについて、先行研究及び最新の調査・研究成果を踏まえながら理解することを目的とします。アンコール・ワットをめぐる諸学問への学びを通して、現代カンボジアへの理解も深めます。カンボジアに研究拠点をもつ上智大学ならではの、現地の映像も盛り込んだ資料を提供します。
名古屋商科大学ビジネススクールは、経営に関する実務的なスキルやノウハウを修得し、ビジネスキャリアを磨く場所です。ビジネス現場での実践力を養成することを目的としており、学び方は実在する企業の経営実例を教材とした「ケースメソッド方式」を全面的に採用。ビジネスの第一線で活躍した「実務家教員」が実践型プログラムの講義を提供しています。この講座では、戦略、ファイナンス、イノベーションなど、本学MBAの人気科目のエッセンスを各分野のスペシャリストである担当教授が講義します。同じ講義を受講する仲間達と、オンライン掲示板で疑問や意見を交換することもでき、深い学びを実現します。MBAやビジネススクールに興味のあるビジネスパーソンや学生に推奨の入門講座です。